我が家の子供たち、食べ物の好き嫌いがあります。
長男⇒納豆、きのこ、バナナ、エビ、イカetc
次男⇒トマト、生の葉物野菜etc
長男に関しては、赤ちゃん時代に大好きだったバナナと納豆がいつのまにか嫌いになっていました。
納豆なんて母の救世主じゃないか!朝の定番じゃないか!パックから出すだけで栄養が取れるのに・・・泣。
次男よ。トマト!サッと洗うだけで華やぐトマトを奪うなんて~。お弁当の赤色、どうすればいいの・・・泣。
今は小3・年長の息子たちですが、もっと小さい時は「好き嫌いをなくさなきゃ」「何でも食べられるようにさせなきゃ」と勝手にプレッシャーをかけていました。
どうして好き嫌いはいけないの?
どうして好き嫌いをなくしたいと思うのか。
色々な食材の美味しさを知って欲しい、素材の持つ栄養素を摂ってほしいという想いがあるからです。
正直言っていくつか苦手な食材があっても生きる上では大丈夫でしょう。
けれど長男のように【きのこ】全部が苦手となると、食物繊維が・・・とか考えてしまうのです。
「ま・ご・わ・や・さ・し・い」
- ま 豆
- ご ごま
- わ わかめ(海藻)
- や 野菜
- さ 魚
- し 椎茸(きのこ)
- い いも
積極的にとりたい食物ということもあります。
また、給食では好き嫌いに関係なく色々な食材が使われます。
せっかくなら美味しく食べて楽しみな時間にしてほしい。
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スムーズに食べてもらうための定番の調理方法は、細かく切って混ぜ込む!
「あれ?これキノコじゃない?」と指摘されても知らんぷり。次からもっと細かく刻む!!!
他には、子供の好きな甘めの味付けにしたり揚げてみたり、、、
以下、これまでの成功談・失敗談です。
ほうれん草
緑色というだけで拒否反応を起こしているような子供たち・・・
私にとってほうれん草の定番は「お浸し」でしたが
(ごはんのお供に甘い味付けが苦手だったこともあり)
てんさい糖を気持ち多めに入れた胡麻和えを作ってみると、おかわり!という言葉がでるようになりました。
他に白和えを作るときも、甘めの味付けで。
これによって、ほうれん草は美味しいものという認識を持ってもらえ、どんな料理にして食べてくれるように。
初めての食材で美味しいと感じてもらうって大切。
納豆
どうにか食べてもらおうと、人生初の天ぷらにチャレンジ!
野菜と混ぜて見た目も分からないように・・
初め二つくらいは食べてくれたものの、それ以降は気付かれてしまい失敗。
ですが、これが美味しかった^^
納豆はパックから出して食べることがほとんどで、せいぜいお味噌汁に入れたり麺にかけたり。
可能性が広がったのでした。
冷奴
お手軽副菜の代表、冷奴。
いつもはお醤油と鰹節くらい?
けれどこれだと子供たちの箸は進まず。
ここに天かすをかけてみると、サクサクとした触感とコクが良かったのか「美味しい~!」となりました。
大人はここに生姜も加えて。
ほんの一手間で変化がありgood!
工夫をしても結局食べてくれなかったということはありましたが、定番以外に新たな美味しさ発見。
これらはほんの一部で、色々と工夫してきたことでレシピがとても広がってくれました。
料理と言えないくらいの工夫もありますが、、、
子供がいなかったら、私の定番調理法ばかりになっていたと思います。
安定の調理法が決まっていたら敢えて他に挑戦しなかったかも。
そう考えると、子供たちに好き嫌いがあったおかげで色んな料理にトライできたし、アンテナを張れた!
どうしたら美味しく食べてくれるんだろうと思えたのは好き嫌いのおかげ!?
大変だなぁと思っていたことも、振り返るとプラスになっていた出来事でした。
人生に無駄はない~!!!
最近作ってない酒粕グラタン。近々作ろう!
おやつにバナナブレッドもいいなぁ。
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