2014年に長男、三年後の2017年に次男が誕生しました。
長男が生まれたときは初めてのことだらけで大変だと感じたり戸惑ったりしたことも沢山ありましたが、なんとか手探りでやってきました。
いつも抱っこ!抱っこ!と言ったり、《歩く・話す》といった成長スピードがかなり遅く心配したり、チャイルドシートに乗りたがらないといった今思えば些細な困りごとはいくつもあったものの、マイペースで穏やかな性格だった為か記憶に残る苦労はありません。ワスレテルダケカモ
次男は対照的な性格で、子供って親のやり方・育て方でどうにかなるものじゃないんだと感じました。
そして、子育てに正解なんてないということ、みんな違ってみんな良いということが実感できました。
今日はそんなことを書いてみます。
寝ない子 次男、誕生
産院ではほとんど泣かず特に問題なく過ごしていたのですが、退院して里帰りしたとたん豹変!夜全然寝ないのです。長男も寝ないことやぐずることは当然ありましたが、早い時期から一度眠ると朝まで起きないことも多く私の睡眠も確保できていました。
なんせ長男が初めての子育てだったので赤ちゃんってこんな感じで寝てくれるのかと思っていました。次男誕生によってその認識は崩壊です。
とにかく寝ません。ずーっと抱っこ。布団に寝かせたら98%泣き、仮に上手く寝かせられても数分で目覚めて泣き、夜中も何度も泣いて起こされていました。
当時は3才の長男も寝かしつけないといけないのだけれど、とにかく上手くいかなかった。
次男が泣いていると長男も寝られないし、先に長男を寝かしつけ(寝つきが良くて助かった)その後次男との戦いです。
大変だったおかげ?で当時の記憶が鮮明に残っています^^;
初めて抱っこせずに布団に横になって寝かしつけ出来た日のことを今でも覚えているくらい。
当時好きだった、「ブンバボン」の歌をひたすら横で歌い続けました。寝てくれたときは感動したなぁ。
お買い物のハードル
長男は、事前に物事を伝えておくと約束が守れる子でした。当初、買い物に行くと「あれ欲しい!これ欲しい!」となっていたのですが、行く前に「今日は○○を買いに行くからオヤツは買わないよ」としっかり伝えていくと買い物中も自分から「今日はオヤツ買えないね」と言いスムーズにお買い物終了。
その経験から、事前に見通しを立てると子供も約束を守りやすいのかと思っていました。
そしてこのことが、私の間違った認識を形成してしまったのです。
今考えると自分でもヒドイと思うのですが懺悔を込めて書きます。
駄々をこねている子がいると、前もって見通しが立てられるように伝えると上手くいくかもしれないのにな、なんて勝手に思ってしまっていました。
なんという大きなお世話!
女性が女性に厳しくなるワケ
経験者だからこそ理解してあげたいところなのに、もっとこうすればなんておこがましい考えでした。
女性が女性に厳しいってこういうことかと猛省。
親との会話や職場等でも「私のころはこうだった」とか「もっとこうしたらよい」とか、アドバイスに見せかけて押し付けがあったりするのは女性の人生の先輩からということもあるのでは?
これは次男が見通し立てても上手くいかない子だったから分かったことです。
長男と同じように接していても、全然上手くいかない!スーパーに向かう道中は「分かった!」というので一安心していたら、欲しいものを見つけたとたんに豹変です。
約束したでしょ?といっても通じるわけなし。
泣きわめく子を担いでいったことも数えられない。
育児書通りにいかないよ
長男が生まれてから何冊も育児書というジャンルの本を手に取ってきました。
参考にして上手くいくこともあったけれど、そうならないことも数知れず。上手くいかないと尚更自分を追い詰めてしまいました。逆効果~汗
現在、長男7才・次男4才。
同じ親が育てても、性格から好み、能力も成長速度も真逆です。
生まれる順番も影響しそうですが、ここまで逆かと面白くなる。
だからきっと適した声掛けも違うのだと思います。
正解が分からないまま、でも日々過ごすしかない。
そして日々子供は成長し環境もどんどん変わってゆく。
答えが出ぬまま、成長によって解決した(過ぎ去った)問題も数知れず。
とにかく兄弟を預かって感じたことは、
- 一人ひとりが違う人間で誰とも比べなくていいよってこと。
- 心配事が次々出てきて色々検索しちゃうけど、自分がストレスにならず納得できる方法をトライ&エラーでやってみたらいいねってこと。
- 誰かに意見を求められない限りは、自分の方法や考えなんて言わなくていいよってこと。
みんな、子供を思いながら一生懸命頑張ってる。
そう思うと見かける親子が同志に思えてきて、勝手に心強くなるし心の中で応援したくなる。
さて、今日も二度とこない一日を一生懸命に過ごそう。
暑い日に熱く語ってしまいました^^
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