我が家の次男5才は、喜怒哀楽という感情の振れ幅がとても大きな子です。
年齢も関係があるのかもしれませんが、ケラケラ極上の機嫌で笑っていた次の瞬間、とてつもない態度で憤慨しています。そう、怒っているのではなくそれはもう憤慨です。
号泣していた次の瞬間、嬉しそうにしていることもあります。
自由だ・・・
そんな様子を見て夫は、喜怒哀楽が激しいなぁと一言。
で、次に私に矛先が向けられたのです。
一日に喜怒哀楽どれが多い?
こんなクエスチョンが投げられました。
え??????
毎日怒ってるし、怒が多いって言いたいんかい?怒
と、早速不機嫌になりかけたのですがちょっと振り返ってみました。
もちろん心の中で。素直じゃない。
そして気付きました。
認めたくないけれど、結構「怒」多いかも。
完全なる「怒」でなくとも、準備の遅い子供にイラッとしたり、そんな一日を振り返って「哀」となったり。
がーんがーんがーん。
せっかくの日々、どうせなら「喜」「楽」をメインに持っていきたい。
「喜」「楽」の違いとは?
ちなみにこの二つの違いがよく分からなかったのでちょっと調べてみました。
「喜」は自らが成し遂げた達成感・充実感によって内側からこみ上げる気持ちを表すらしい。
そして「楽」は純粋に快楽的に求めた行動によってもたらされる気持ち。
仕事を頑張って何かしらの成果を出した時が「喜」で、趣味に没頭して得られる感情が「楽」。そんなところでしょうか。
まぁ微妙な意味合いは置いておいても、ポジティブにいきたいってことです!
ふんわり言葉とチクッと言葉
喜怒哀楽のバランスについてぼんやり考えていたその日の夜、小学校に通う息子がこの言葉を習ったと教えてくれました。
人に対して優しいポジティブなそれが「ふんわり」。反対に人を傷つけたりネガティブなのが「チクッと」。
先生、素敵なことを教えてくれます。感謝!
ふんわり言葉を使った方が良いことなんて百も承知なのですが、自分を振り返ると私も子供たちに対して「チクッと言葉」結構使ってます。
頭での理解と現実の行動は伴っておりません、汗。
例えば朝、登校時間が迫るのにのんびりしている息子にも、「早くしなさい!なんでそんなに遅いの!?」と急かしてばかりですが、きっとそれも言い方一つで変わるのでしょう。
ふわっと言葉を使うことで、一日の「喜」「楽」の割合がぐんとアップしそうです。
しかも言葉は発する側・受け取る側という二人が関わるので、一つの言葉に注意すれば両者ハッピーということ^^
「喜」「楽」を多くするために
叶えたい行動を考え、どうすればそう変われるか工夫の仕方を考えてみる。
自分がそうなりたいと強く願わなければ、日々の習慣は変わりません。
親はめっっっちゃ多忙!
中途半端な意気込みでは自分を変えることはできません!!
【喜楽を多くするために】
- どんな風に変わりたいか、まずは漠然と想像する(家族がにこやかに夕食を食べている様子or笑顔で家族を送り出すetc)
- より具体的にどうしたいか考えてみる(ゆったりとした時間で食事をとりたいor会話を弾ませたいor早く食べなさいと怒らないetc)
- その為に変えられること・工夫できることを具体的に考える(夕食作りを頑張りすぎないor準備に早めに取り掛かるorごはんとお風呂の時間を変えてみるetc)
- それを行動に移す(トライ!)
- 上手くいかなくてもOK!作戦は何度でも練り直してチャレンジ!
例えば私の場合。
①朝を午前中を気持ちよく過ごしたい。
②見送り時に【怒ったまま見送る<余裕をもって気持ちよく見送る】を叶えたい。
③朝時間に余裕を持たせるため、30分早めに起きてみる。
④早速トライ!
⑤無理があったり合わない場合は他の方法を考えてみる。
夜ごはん時に翌日の朝ご飯の準備も少しだけしておく、という案もあるかもしれないし、
朝ご飯を少し手軽なものに変えてみる案もあるかも。
うちは学校や園での時間と睡眠時間を除くと、子供と接する時間は一日に6時間前後です。
親子関係は時間で測るものではないのかもしれませんが、どうせならその大切な時間を少しでも穏やかに過ごしたいと思うのです。
それは子供にとってよいだけじゃなくて、自分自身の心の健康につながってくるハズ。
ポジティブな流れを作るには頑張りやグッと堪えることも多々必要だと思うけれど、慣れてしまえばそれが当たり前になって、かつ周りも含めて心地よいサイクルになるのでは?と考えています。
とにかく一度や二度上手くいかなくても諦めないこと、漠然とこうなったらいいなぁと思うのではなく、改善点に対して具体的に改善策を考えてみる事でゆっくりでも良い方向に進んでいく気がしています。
実際に意識し始めて数週間、100%ではないけれど口にする言葉は変わってきました。
振り返って嫌な言い方だったなぁと思う時は、そのワードを心にとめて繰り返さないよう意識。
今回の「喜怒哀楽」や「ふんわり言葉とチクッと言葉」との出会い・きっかけを大切に、何気ない毎日が心地良く、眠るときに反省じゃなくてじんわり幸せな感情に包まれて眠りたいと思うのでした。
さて明日からも、ふんわり言葉を意識して、喜楽の多い一日にしていきたいと思います^^
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