【早くして!って言わない】低学年男子が進んで朝の支度をするために

こどものこと

小学二年生の長男。マイペースを極め、とにかく朝が弱い。

私も出勤準備や保育園へ通う次男の準備&機嫌に振り回せれることも多く余裕なんてありません。

「もう時間だよ!」「早くして!」と怒った顔で送り出す日々。もれなくついてくる自責の念。怒られて登校する彼の後ろ姿はもう見たくない!

そう思って、朝の言葉掛けや意識を変えてみました。

子供自身で準備できるようになってほしいと願う方の少しでもヒントになったら嬉しいです。

子供に求めるもの

最終的な目標は、自分で時計を見ながら準備を進められるようになることです。

これは私が朝からイライラしなくなるだけでなく、子供の将来にも大切なスキルだと考えます。

時間にばかり振り回されるのは嫌ですが、守らなければならない時間が存在する世界に生きるからには重要なこと。

早くしなさい!と言われながら促されるままに行動していても、自分で判断し行動するようにはならない。

自分で考えて行動してもらうために

このスキルを身に着けてもらうために私が考えて決めたことは以下の3点です。

  1. 前もって出発時刻を伝えておく(慣れるまでは着替えは○○分、朝ご飯は○○分に終わろうねと具体的に伝えておく)
  2. 早くして!もう○○分だよ!と怒った口調で言わない
  3. 遅れたり失敗することも想定し、その時の行動を考えておく

例えばうちは集団登校なのですが、集合時間に間に合わない場合はお友達に先に行ってもらうことも覚悟しました。遅れたとしても数分なので走って集団に追いつくことになるか、一人遅れていくことになるか、とにかく失敗する経験を奪わない、そう決めたのです。(出発時刻が早い町会にいるので、遅れても学校には遅れない・他の子たちも通学していて、見守りをしてくださる方も通常いらっしゃる時間帯。最悪、学校まで自ら見守る覚悟。)

この決断は私の出勤時間にも影響する可能性があります。なので、自分の準備をしっかり終わらせて、余裕を持った状態で朝を過ごすことも重要視しました。子供が支度中に自分もバタバタ過ごすと、気持ちにも余裕がなくなるし、準備が終わり出発できる状態の大人がいることは、それだけで「準備を進めなきゃモード」になるからです。

すぐには上手くいきません。心が折れそうになることも沢山。刻一刻と迫る時計を見ながら、早く!と心の中だけで叫ぶストレスったら・・・

そういうときの工夫としては、時計を習っている長男に「今何時か教えて~!」と時間を聞いて意識を向けたり、次男に、今時計の針どこ?と聞いたり、大きな独り言で「あぁ、もう○○分か!急がなきゃ!」と独り言のように言ってみたり。

すると、子供自身も時間を自然に意識して、ぼー----っとしていたところから動きにつながっていました。

自分で気付く、自分で考える

まだまだ完ぺきとは言えませんが、意識してから数週間、かなり気持ちにゆとりが出来ています。

子供がのんびりしていても、遅れるのは彼だと思えることは、一見冷たいようでそうではない、心配で手を掛けすぎることは、自分の満足や安心にはつながるけれど、その結果何も残らないのではないかと考えています。

この方法にしてから、意識して動くことがグンと増えました。いつもと反対に、「水筒まだ?」なんて急かされることまで^^;ワスレテタゴメン

これからは、予定を立てたら、事前にそのシミュレーションをしたり、何時までに何をするかを話し合いながら決めて自ら行動できるようになってほしいと思います。

ここまで時間に熱くなっているのは、何を隠そう私がのんびりで遅刻魔だったから。この癖というか意識はなかなか治らないので、是非子供たちには余裕をもって進んでほしい・・・。

結局親のエゴなのか?いや、このスキルに関してはマナーとして大切!と信じています。

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