世代を超えて読み続けられる【スイミー】。教科書に載ったり、お遊戯の演題になったりと超有名作品です。
小学二年生の長男もスイミーを習っていて、それをきっかけに図書館でいくつか絵本を借りてきてくれました。
私自身レオ・レオニさんのお名前は知っていたし、有名なネズミのイラストもよく目にしていましたが実際に手に取って読み聞かせた作品はあまりなかったかも。
【せかい いち おおきな うち】りこうになった かたつむりの はなし
今回息子が借りてきた中で、一番インパクトのあった絵本がこちら。
日ごろから物は出来るだけ持たずに身軽に生きたいと考えている私ですが、子供はモノが大好き!
買ってもらったオモチャもノベルティも空き容器にラップの芯も。
とにかくモノが多くて捨てられないし、ゴミを集め出すのでは?という勢い。
自分の考えを押し付けちゃいけないと思いながらも、どうして私が身軽に生きたいのかを伝えることはなかなか難しかったのです。
しかし、あくまでも一つの生きる知恵として、自然に語り掛けてくれる一冊。
彼がどう捉えるかは分からないし強要するつもりもないのですが、私はこのかたつむりのお父さんのように話してみたいなと感じた一冊でした。
【ニコラス どこに いってたの】
ねずみが美味しい赤い実を探しに行く物語。
最後のレイモンドおじさんの一言が深くて、そうだよねと深く頷く。
この二冊を読んで、レオ・レオニさんの絵本には大切なメッセージが込められていることを知り他の作品も読んでみたくなりました。
【あおくん と きいろちゃん】
上記二冊は谷川俊太郎の訳でしたが、こちらは藤田圭雄さん。
絵本にある藤田さんのかきそえも素敵です。
青と黄の絵の具で、画用紙をちょいちょいとよごしているうちに自然に生まれたのがこの物語である。そこには無理もなければ作為もない。朝と共に太陽が昇り、夕闇と共に星が輝きはじめるような、実にこだわりのない楽しさがそこにはある。
あおくんときいろちゃん かきそえより 一部抜粋
レオ・レオニがアトリエに遊びに来た幼い友人に機嫌よく帰ってもらおうと手を動かしたことからうまれたそう。
色やそれらの動きが美しくて、あおくんときいろちゃんの足取りも楽しい。
小さな子供と楽しめる一冊だと思います。
レオ・レオニさん公式サイトです。
絵本はもちろん、グッズも魅かれるー。
スイミーの巻きタオル、めちゃくちゃかわゆい!
レオ・レオニさんの作品、姪っ子ちゃんにも紹介したいな^^
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