【サバイバルキャンプ②】火を育てる&アイラップでクッキング

こどものこと

前回、自分たちでタープを立てたその後!

火起こし&クッキングに挑戦です。

火は子供を育てるように

そう先生はお話してくれました。

※先生はネイティブアメリカンの教えも学ばれていらっしゃる方で、その考え方ということでした。

生まれたての赤ちゃんに、ハンバーグは食べさせません。

火も同じように、与える材料に順番があるとのこと。

一番最初、火の赤ちゃんには【杉っ葉】と呼ばれる枯れた杉の葉を。人間でいうとミルクにあたるのが、それ。

次の離乳食となるのは、材料は細い細い小枝たち。

そこから、ごはんやお味噌汁など食べられるものが増え(細い小枝)、最終的にハンバーグやカレーのように何でも食べられるように(少し太い枝)。

それを聞いて、子供たちと枝探しもしてきました。

普段気にも留めない木の小枝の見方が変わります!

杉っ葉や小枝を求める私たち^^

ポイントは乾燥している材料を見つけることで、折った時に乾いたパキッという音がするのが判断基準です。

拾っては折って確かめて、せっせと集めます。

※湿った枝は燃えにくく、煙も出やすいそう

***

材料が集まったら、杉っ葉から順番に三角形を作るように設置していきます。

本当は一から火を起こしてみたかったけれど、かーなーり大変だそうです。

今回はチャッカマンを使って、まず新聞紙に火をつけ、それを一番下の杉っ葉のところへ。

三角形に積んだ時に、初めに火を入れる部分を少し開けておくこともポイント。

杉っ葉に火を付けやすいようにするためです。

枝や新聞紙は白くなるまで燃やすと自然に帰りやすいそうです。自然に地球に優しく!

タープ立てではテンションの上がらなかった子供たちですが、火起こしからは元気いっぱい!

分かる、楽しいよね!

火遊び楽しい~という発言に、大人たち苦笑いでした^^

今回は子供も軍手を使わずに火起こししました。

先生曰く、軍手をしていると火がついても熱さを感じにくく危険度が増す可能性はあるそうです。

他にも、最近では常に『長袖長ズボンで』と大人が先に危険から守ろうとしますが、子供たちには自分の力で危険を感じ取る【危機管理能力】を育ててほしいとおっしゃっていました。

本当にその通り。

私たち大人は子供をしっかり見守る必要がありますが、危ないから何でもダメ!とか、色々と経験する機会を奪ったりとか、先回りして小さな危険から守っちゃうことは避けたい。

自分自身で、ここまでしたら危ないんだな、ここまでは冒険しても平気!みたいに体で覚えていってほしい。

本当に子供たちにとって大切なことは何なのか、見極めて動けたらいいなと思います。

アイラップで蒸しパンの作り方

さて、起こした火を使ってクッキングタイムです。

長男は何よりこれを楽しみにしていました♪

今回教えてもらったのは、アイラップで作る蒸しパン。

アイラップは耐熱温度が高いので、湯煎にかけて調理できます。

【材料】

  • ホットケーキミックス 50g
  • 水          50㏄

これだけ!!!

【作り方】

①アイラップにホットケーキミックスを入れる(四つ角の隅に寄せておく)

②計量したお水を入れて、ダマにならないように揉む

③空気を抜いて(熱すると空気は膨張してしまうので)、袋の上の方を縛る

④お水を張った鍋に入れて20分+少し蒸らしてで完成!

 ※沸騰したお湯に入れて15分でもOK

少し冷めたら、いただきます^^

お水の計量をしてくれたお兄ちゃん。

二つの袋のお水の量が随分違ったようですが(笑)、両方とも美味しく出来上がりました。

フワフワとモチモチ

うん、なんでも大体で上手くいくのだ!

自分たちで準備し作って、外で食べるって最高に美味しい!

アイラップは工夫次第で色々なものが作れるようですね。

「アイラップ レシピ」で検索したら沢山でてきました。

災害時、貴重な水や火を使う時に効率よく食事が作れるのは重要なポイント。

これまではキャンプの知識すらほとんどなく夫に任せっきりでした。

実は今までは、キャンプ=少し面倒という気持ちもあった^^;

災害云々を置いておいても純粋に自然に囲まれた時間はとてもリラックスできるし、これからも心身ともに癒されるために野外で活動できたらいいなと心から思える体験でした。

我が家にも焚火台があるようなので、今度デイキャンプに行ってこようと思います。

近場の施設はデイキャンプなら10:00~17:00で千円しかかからないそう!

夢は広がります♪

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