子供が小さいうちは、勉強等を大人が押し付けず、好きなことを自由にして過ごしてほしい。勉強は学校に行ってからで十分かな。
私の未就学児の教育への想いはこんな感じ。
仕事を始めるにあたり入園が必要だった当時、第三希望まで書いた保育園は全滅となってしまいました。
少子化って本当?と感じるほど、子育て世帯が多い町で暮らしています。保育園はどこもいっぱいで、同じ市内とはいえ、外れにある山の麓の保育園しか空いてないという連絡を受けました。
と同時に、市は管轄していないが、近くで5月に開所する「こども園」があるという情報も役所の方がこっそり教えてくれました。
そこは何と、私が卒園した保育園が母体とのこと!驚きながらも○○年ぶりに保育園の戸を叩いたのでした。
丁寧に案内され、園長となる先生とお話することができました。ここに決まれば家から歩いても通える距離です。どうやら開所が5月という中途半端な時期だったため定員が埋まっておらず、
長男はその園にお世話になることが決まりました。
こんな保育園に通っていました
そんなわけで、様々な園を見比べて保育園の方針に共感して入園させたわけではなく、受け入れてもらえる園に入れてもらった我が家です。
ですが、家からも近いことで何かと便利ではあります。
お天気の良い日は歩いて通ったり、立地最高!
そんな園の方針は、子どもの意見を尊重し、これからの時代を自分で考えて進める!といったもの。
具体的な特徴として、「発表会」「表現会」「運動会」といった決まった行事が一つもありませんでした。そして、日々の生活でも、子供たちはしたい時にしたいことをします。もちろん、朝の集まりや、ベルが鳴ったらお部屋に入ってお昼ごはんの準備!という決まりはありますが、
決まった時間以外は、外で遊んでもお部屋で玩具で遊んでも、絵をかいても工作してもOK。発表の場がないので、皆で何かに向かって練習したり、歌を歌ったり、揃って何かをすることがないのです。
初めのうちは、子どもの頑張りを見る機会がなく寂しい気もしましたが、自主性を重んじるという方針にはナルホドと納得もしていました。
一番素敵だなと感じたことは、強制されることがない分、子ども達がやりたい!と発信したことについては積極的に取り組ませてくれます。例えば、お料理。やってみたいというお友達の発案があり、そこから、どうやったら出来るかをみんなで考えます。なので、お迎えに行くと、いつまでにあれを用意してください!お野菜を持たせてください!なんてこともよくありました。
行事が決まっていれば、保育士さんたちも例年にならって準備ができます。が、それが決まっておらず、子どもたちの発想によって対応が変わってくるので、思いをくみ取って対応してくださって有難いなぁと感じていました。
我が子に合っているか
人数が少なく、ほんわか優しいお友達が多かったクラス。
長男はというと、年長さんの前半まで「行きたくない!」と言っていました。寝る前には、ほぼ毎日のように「明日保育園?」と聞いてきました。地味に辛かった。
登園してしまえば楽しく過ごしているようで、先生からも色んなお話を聞くしお迎え時には楽しそうに見えたんですけどね。
長男は本当にマイペースなタイプです。活発な方ではなく、皆が外で遊んでいてもお部屋で一人本を読んでいる子でした。
当時は少しモヤモヤもしましたが、本人の意思だと納得もし、途中で転園することなく卒園を迎えたのでした。
***
自主性を重んじる園だったので、お勉強はしません。入学してからも学校でしっかり平仮名から教えてもらえるとも聞いていたので、今は思いっきり遊んでほしいと、私も特にお勉強させることなく入学させました。
後悔の園時代
冒頭にも書いた長男の性格は超絶マイペース!お勉強もしてこず、日々の生活の中で、ひらがなとカタカナは読めるようになった程度。名前も書けるか?書けないか?怪しいレベル。
そんな状況で入学したのですが、、、
授業についていくのが大変でした~!!!文字も書けないし、どんどん進むお勉強。放課後は学童のお世話になっていて、帰宅後も余裕なしの生活だったため、私もあまりサポートができませんでした。
***
そんな悩みを抱えていたある日、長男出産時に同じ産院で出会い仲良くなったママ友に久しぶりに会ってきました。気が合い、性別は違いましたが子供もマイペースのほんわかタイプ。産後しばらくして旦那様の転勤で遠方に行き会えなかったのですが、数年ぶりに戻ってきたのです。
ひさしぶり~!と思い出話に花を咲かせた後、学校生活についての話題へ。
ママは、我が子のマイペースな性格を見越して、敢えて様々なことに挑戦させる園を選んでいました。
「自分は教えるのも苦手だし、お友達がやっていると苦手なことも刺激を受けて頑張っていたよ。苦手な体操も半ば強制的にしていて、跳び箱も飛べるよ~!」
その言葉にハッとしました。なるほど。。。
私も教える力は無い!夫も土日が仕事です。さらに親が何かを教えても甘えが出てしまってすぐに諦めたり弱音がでる。
保育園時代くらい、思いっきり好きなことをしたらよいよね?と思っていた私の考えに亀裂が入った瞬間でした。
もちろん、こっちが正しいとか間違っているというのはありません。我が子の特性を見抜いてあった園を選ぶのが最高だと思います。
ただ、のんびりさんで、土日も積極的に運動や活動できる状況じゃない場合、ある程度は園で今後必要になる運動能力や学習は行っておけばよかった~!というのが、卒園し一年生を経験した私の感想です。
そのママは、今も少し先を見越して取り組みをされているようで、例えば、1年生の夏頃で既に掛け算の九九は覚えているよーと話していました。
特別お勉強の時間を作るのではなく、お風呂タイムで九九シートや世界地図を張り付けて遊び感覚で取り組んでいるそうです。最高なママ~!!!拍手!
繰り上がりのない足し算も苦戦している長男。。。
彼のために、購入しましたよー--っ!!!九九表。色んな種類があって必死に見比べました。
この九九シートただ暗記するだけじゃなく、掛け算ってこういうことだよ!ということが分かりやすくイラストで描いてあります。しかも、少しクスッと笑える工夫もしてあって、子ども達も見つけては突っ込んでいました。
毎日少しずつ耳に慣らしていきますよ~!
このシリーズ、他にも日本地図や世界地図・国旗、ローマ字など色んな種類があるので、日替わりで貼り替えると飽きずに楽しめそうですね。
これからも、無理やりではなく自然に、できるだけ楽しみながら力を付けていってほしい。さりげなくサポートしていけたらいいな。
小学一年生は子供も初めての生活に戸惑いますが、親も一緒。
一年生はって書いたけれど、二年生のママを務めるのも初めてなんだった。小学校という環境には少し慣れてきたけどね。
また子供とやってきて良かったことや、こうしておけばよかった~という反省を記録していこうと思います。
クリックとっても嬉しいです。ありがとうございます^^
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